2023年 1月 06日
食べすぎをリセット。オリジナル七草粥でむくみを解消しましょう。
2023年を迎え、あっという間に1週間が経ちました。
今年も元気に過ごせるよう、生活を整え、病気にならない身体づくりをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、年末からお正月にかけては、食べたり飲んだりする機会も多く、食習慣が乱れがちになります。寒さで外に出るのもおっくうになるため、運動不足になりやすい季節でもあります。
1月7日と言えば・・・
毎年1月7日、一年の最初の節句である「人日(じんじつ)の節句」に七草粥を食べるという風習があります。
七草粥には、七草の若芽を食べて植物がもつ生命力を取り入れ、無病息災でいられるようにという願いが込められていますが、そのほかにも食べる理由があります。それは、この季節の食べすぎ飲みすぎで疲れた胃を、七草粥で休ませることです。春の七草粥には、胃をいたわる作用があるとされています。
『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ』
こちらが春の七草です。最近では、スーパーなどで七草粥セットも売られており、また、冬でも青物野菜が簡単に入手できますが、昔は、七草粥は冬に不足しがちなビタミンCを補う貴重な料理で、そうした意味合いもあったのではないかと思われます。
塩分のとりすぎとむくみの関係
疲れた胃を休める目的を含め、七草粥を食べるのはとてもよい風習だと思いますが、気になるのは塩分です。青菜とお粥ですから、ついつい、食塩を多く加えてしまいそうです。
実は、一般的なおせち料理1食で約1000㎉、10gもの塩分をとってしまう場合があります。
例として、1人分のおせち料理を食べた時の1食分の塩分量は、
数の子1g/黒豆1.3g/伊達巻0.5g/田作り0.9g/蒲鉾1.6g/煮しめ2.1g/昆布巻き0.6g/栗きんとん0.4g/海老0.6g/紅白なます0.4g/たたきごぼう0.7g/ぶりの照り焼き0.6g となります。
参考文献:『絵で見てわかる定番おかずを美味しく減塩』女子栄養大学出版部