食べすぎをリセット。オリジナル七草粥でむくみを解消しましょう。

2023年を迎え、あっという間に1週間が経ちました。

今年も元気に過ごせるよう、生活を整え、病気にならない身体づくりをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、年末からお正月にかけては、食べたり飲んだりする機会も多く、食習慣が乱れがちになります。寒さで外に出るのもおっくうになるため、運動不足になりやすい季節でもあります。

1月7日と言えば・・・

毎年1月7日、一年の最初の節句である「人日(じんじつ)の節句」に七草粥を食べるという風習があります。

七草粥には、七草の若芽を食べて植物がもつ生命力を取り入れ、無病息災でいられるようにという願いが込められていますが、そのほかにも食べる理由があります。それは、この季節の食べすぎ飲みすぎで疲れた胃を、七草粥で休ませることです。春の七草粥には、胃をいたわる作用があるとされています。

『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ』

こちらが春の七草です。最近では、スーパーなどで七草粥セットも売られており、また、冬でも青物野菜が簡単に入手できますが、昔は、七草粥は冬に不足しがちなビタミンCを補う貴重な料理で、そうした意味合いもあったのではないかと思われます。

塩分のとりすぎとむくみの関係

疲れた胃を休める目的を含め、七草粥を食べるのはとてもよい風習だと思いますが、気になるのは塩分です。青菜とお粥ですから、ついつい、食塩を多く加えてしまいそうです。

実は、一般的なおせち料理1食で約1000㎉、10gもの塩分をとってしまう場合があります。

例として、1人分のおせち料理を食べた時の1食分の塩分量は、

数の子1g/黒豆1.3g/伊達巻0.5g/田作り0.9g/蒲鉾1.6g/煮しめ2.1g/昆布巻き0.6g/栗きんとん0.4g/海老0.6g/紅白なます0.4g/たたきごぼう0.7g/ぶりの照り焼き0.6g となります。

参考文献:『絵で見てわかる定番おかずを美味しく減塩』女子栄養大学出版部

年の初めに味の濃い食事に慣れてしまい、そのまま一年を過ごしてしまっては、せっかく無病息災を願っても残念な結果に繋がりかねません。

塩分のとりすぎで体の中の塩分濃度が高くなってしまうと、体は余分な水分をたくさん抱えようとします。これがむくみの原因になります。

むくみの正体は、皮膚の下に溜まった水分。体の中の塩分を減らすことで、むくみ(=水分)も減らすことができます。

「七草」が苦手なら他の野菜で代用。オリジナル七草粥で体を労わる。

“いつも以上にむくみが気になる、胃腸が疲れている、今年こそは減塩に取り組みたい“

ひとつでも心当たりがある方は、1~3日の間、食塩を使わない食品だけを食べ、水分をたっぷりとって過ごしてみてください。むくみの軽減や胃が軽くなったと実感できるはずです。胃を休めるには、脂肪分が少なく、消化しやすい食材を選んで食べる事が効果的です。

食塩不使用・植物性原料100%のYOSOUにお好みの野菜をトッピングするだけで、胃への負担は最小限、かつ必要な栄養分をとれますから、あたためたスープにご飯を少しプラスして、オリジナル粥を作ってみてはいかがですか。

・YOSOU和風かぼちゃポタージュ×小松菜とこんにゃく

・YOSOUにんじんポタージュ× サツマイモとあさつき

・YOSOUミネストローネすうぷ×ブロッコリー

・YOSOUパプリカと大豆のととまとポタージュ×長芋と大葉

今も昔も、口に入れるものから健康な身体がつくられることに変わりはありません。美味しく減塩しながら、体に優しい食事を取り、新しい年を元気に始めましょう!