師走の過ごし方
今日は陰暦の月替わり、師走となりました。
また二十四節気の大雪、寒さと乾燥が厳しい12月となります。
塩分制限をされている皆さまが健康を保ちながら冬を快適に過ごすためのポイントをお届けします。
◉ 食事対策
冬の旬野菜は栄養価が高く、塩分を控えた料理にも最適です。
・大根、かぶ、長ねぎ
これらの野菜は、甘みが増す冬ならではの美味しさ。煮物やスープにすると体を内側から温めてくれます。
・しょうが、にんにく
血行を促進する食材をプラス。例えば、しょうがをすりおろしてスープに加えるだけで、手軽に冷え対策ができます。
・無塩の出汁やスパイスを活用
塩分を控えつつ風味を引き立てる出汁や香辛料で、飽きの来ない美味しい献立を楽しみましょう。
◉ 乾燥対策
乾燥が進むと、肌荒れや風邪を引き起こしやすくなります。
・室内の湿度管理
加湿器を使い、40〜60%の湿度を保つことで肌や粘膜を守り、感染症の予防にも役立ちます。
・水分補給を忘れずに
暖房の効いた室内は想像以上に体の水分が奪われます。温かいお茶や無塩スープなどでこまめに水分補給を心掛けましょう。
◉ 運動とリラックス
寒さで体を動かすのが億劫になりがちな季節ですが、血流を良くし代謝を保つために適度な運動やリラックスが大切です。
・軽い運動
ストレッチや室内での軽い体操、ウォーキングなどを取り入れて、無理なく体を動かしましょう。筋肉を動かすことで体も温まります。
・入浴習慣
シャワーで済ませず、湯船に浸かる習慣を。38〜40℃のぬるめのお湯に15分ほど浸かると血流が良くなり、リラックス効果も高まります。
◉ その他のポイント
・年末の忙しい時期は、つい不規則な生活になりがち。早寝早起きを心掛け、規則正しい生活リズムを維持しましょう。
・疲れを感じたら無理をせず、しっかり休むことも大切です。特に免疫力が低下しやすい季節、休息を取ることが風邪やインフルエンザ予防に繋がります。
12月、1月はイベントも多く、塩分調整が難しい季節ですが、バランスの取れた食事と生活習慣で、健康的な12月をお過ごしください!