大暑を冷製スープと夏の食材で心地よく過ごしましょう。
強い日差しが照りつけ、夕方になっても地面の熱が残る頃、二十四節気では一年で最も暑さが厳しい「大暑」を迎えます。
気温と湿度が上がると、身体は汗を出して体温を下げようとするため、水分とともに体力も消耗し、食欲が落ちやすくなります。
食事を簡単に済ませたくなる季節ですが、冷たい飲み物や麺類だけでは、必要な栄養が不足し、だるさを感じることがあります。今月は「涼しく、おいしく、きちんと食べる」を合言葉に、冷製スープと旬の野菜や果物を取り入れ、暑さをしのぎながら夏の身体を整えていきましょう。

◆ 7月おすすめの果物
桃、すいか、メロン、キウイ、ブルーベリーは、暑い季節の水分補給と食欲の維持に取り入れやすい果物です。
桃やすいか、メロンは水分を多く含み、キウイやメロンなどからはカリウムも摂れるため、汗をかきやすい季節の食事を整える助けになります。ブルーベリーのほどよい酸味や香りは、暑さで単調になりやすい味覚に変化をつけ、少量でも爽やかな満足感を与えてくれます。冷蔵庫から出してすぐに大量に食べるのではなく、朝食や間食に一種類を適量添え、果汁飲料ではなく果物そのものから水分と食物繊維を補いましょう。
◆ 7月おすすめの野菜
オクラ、モロヘイヤ、なす、トマト、とうもろこしは、夏の食卓に水分、食物繊維、彩りを補ってくれる旬の野菜です。オクラとモロヘイヤの粘りには水溶性食物繊維が含まれ、食欲が落ちたときにも口当たりがよく、排出のリズムを支える食事に取り入れやすくなります。なすやトマトは冷製スープとの相性がよく、とうもろこしは自然な甘みと噛み応えによって、食塩を控えた料理にも満足感を加えてくれます。
トマトとなすの冷製スープや、オクラを添えたスープなど、野菜を一皿にまとめて食べられる工夫で、暑い日にも無理なく栄養を補いましょう。

◆ 香りと酸味と大豆だしで冷製スープをおいしくする
冷製スープは温かい料理より香りを感じにくいため、食塩を増やすのではなく、香り、酸味、油、大豆だしを組み合わせて味の輪郭をつくることがポイントです。
例えば、トマトの冷製スープにレモンと少量のオリーブオイルを加える方法や、焼きなすを大豆だしと合わせ、みょうがや青じそを添える方法があります。酸味は後味を爽やかにし、少量の油は野菜の香りとコクを広げ、大豆だしは食塩に頼りすぎずにうま味と満足感を補います。冷やしすぎると味を感じにくくなるため、冷蔵庫から出して少し置き、香りが立つ温度でゆっくり味わうのがおすすめです。
◆ 食事と暮らしの工夫で大暑を涼やかに乗り切る
暑い日は調理の熱さえ負担に感じやすく、火を使わない食事だけで済ませたくなりますが、それではタンパク質や食物繊維が不足しやすくなります。冷製スープに豆腐、豆類、ゆで卵、魚などを組み合わせると、食欲が落ちた日でも一食の栄養を整えやすくなります。生活面では、のどが渇く前に水分を補うこと、日差しの強い時間帯の外出を避けること、冷房を使いながら室温と湿度を無理なく調整することが大切です。夜はぬるめの入浴や軽いストレッチで身体の緊張をほぐし、冷房による冷えを残さないようにして翌朝の調子を整えましょう。

◆ YOSOUを冷製スープにして夏の一食を手軽に整える
YOSOUは、食塩不使用、砂糖不使用、動物性不使用、酵母エキス不使用で、野菜本来の風味と大豆だしのうま味を生かしたポタージュです。冷蔵庫で冷やして冷製スープとして味わえば、食欲が落ちやすい朝や、火を使いたくない昼食にも手軽に取り入れられます。野菜由来のカリウムや食物繊維に加え、大豆由来のタンパク質も含まれているため、冷たい麺や飲み物だけに偏りやすい夏の食事を補う一品になります。
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◆ 編集後記
日が傾いても熱気が残る大暑の頃は、食事を作ることも食べることも、いつもより負担に感じるものです。そんな日は、頑張って品数を増やすよりも、旬の野菜を使った冷製スープに果物やタンパク質を添え、一食を無理なく整えてみてください。冷たいものを勢いよく流し込むのではなく、野菜の香りや自然な甘みを感じながらゆっくり味わうことが、満足感につながります。
明日の食卓では、YOSOUを少し冷やし、お気に入りの夏野菜を添えて、涼やかな一杯を楽しんでみませんか。
