【レシピ】無塩の野菜スープ第11回:根菜と豆のほんのりトマトスープ

無塩の野菜スープでは「水っぽさをどう解消するか」が重要なポイントです。その鍵となるのが「出汁」と「ボディ」づくり。このスープでは、じっくり炒めた根菜とトマトペーストの力を借りて、自然な甘みと深みのある味わいを引き出しています。塩を使わずとも、満足感の高い一杯が完成します。


【出汁】

  • 無塩の野菜だし(顆粒)…水500mlに溶かす
    ※ネットで購入できます(「無塩 野菜だし 顆粒」で検索)


【ボディ】

  • 玉ねぎ(小さく切る)…1個

  • 人参(小さく切る)…1本

  • ごぼう(小さく切る)…1/2本

  • キャベツ(小さく切る)…1〜2枚分

  • オリーブオイル…大さじ1

  • トマトペースト…大さじ3(香りとコクを加える)


【具材】

  • ミックスビーンズ(水煮)…1パック(100〜120g)

  • さつまいも(小さめの角切り)…1/2本

  • 黒こしょう(仕上げにお好みで)


【作り方】

  1. 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、人参、ごぼう、キャベツをよく炒める(10分ほど)。

  2. 野菜がしんなりして甘みが出てきたら、トマトペーストを加えてさらに炒める。

  3. 野菜だし(顆粒を溶かしたもの)を加え、沸騰させる。

  4. さつまいもとミックスビーンズを加え、中火で10〜15分ほど煮込む。

  5. 野菜がやわらかくなったら、黒こしょうをふって完成。


【ポイント】

  • トマトペーストは「煮立った後」に入れることで香りが立ち、風味が深まります。

  • 野菜をしっかり炒めることで、自然な甘みとコクが引き出されます。

  • ごぼうやさつまいもは「だし要素」も兼ねており、スープに厚みが出ます。