【レシピ】無塩の野菜スープ第7回:トマトと牛肉のスープ

こんにちは、「無塩の野菜スープ」シリーズ第7回です。

無塩のスープというと、「味が薄そう…」と思われがちですが、このシリーズでは“だし”と“ボディ”の力で、水っぽさを感じさせない美味しさを目指しています。

今回のスープは、牛肉の旨みとトマトのコクが主役。塩を使わなくても、具材の力だけで充分に満足感のある一品です。


●今回のスープ構成

  • 【出汁】
     無塩の野菜だし(顆粒)を使用。ネットで購入できます。

  • 【ボディ】
     完熟トマト(ホール缶やカット缶でもOK)。トマトの酸味と甘みがスープの核に。

  • 【具材】
     以下の食材を使用します。すべて画像のスープから読み取ったものです。

 - 牛肉(角切り。もも肉やすね肉など、煮込み向きの部位がベスト)
 - トマト(カットされたホールトマトや生トマト)
 - にんじん(輪切りまたは乱切り)
 - 白いんげん豆または大豆(水煮でもOK)
 - にんにく(みじん切り、またはスライス)
 - 青ねぎまたはチャイブ(仕上げに散らす)

 ※ お好みでローリエやタイムなどのハーブを入れると、香りがぐっと引き立ちます。なくてもOKですが、あればぜひ。


●作り方のポイント

  1. 牛肉を下茹でする
     アクを取り除くことで雑味をカット。やさしいスープに仕上がります。

  2. 野菜と一緒に煮込む
     鍋にオリーブオイルをひいて、にんにく・にんじんを軽く炒め、トマト・豆・牛肉を加えて煮込みます。

  3. 無塩の野菜だしを加える
     顆粒タイプをお湯で溶かして加えます。しっかりと旨味を感じられます。

  4. 香りづけのハーブ(お好みで)
     ローリエやタイムなどの乾燥ハーブを1〜2枚ほど加えると、より本格的な味わいに。

  5. 仕上げに彩りを
     最後に刻んだ青ねぎやチャイブを散らして完成!


●塩なしでも満足できる理由

  • 牛肉から出る旨味が、出汁以上の力を持っています。

  • トマトの酸味と甘みがアクセントになり、塩を欲しがらない味わい。

  • にんにくが風味の土台をしっかり支えてくれます。

  • 豆が入ることで、ボリューム感と栄養がアップし、「満たされた感」が増します。


●まとめ:しっかり食べたい日の無塩スープ

疲れた日や、しっかりエネルギーを取りたい日におすすめの一品です。
塩を使わずとも、「食べ応え」も「味の深み」もちゃんと感じられる――そんなスープに仕上がりました。

次回も、野菜とだしの力を活かした無塩スープをご紹介します!